どんなことをするの?タクシードライバーの仕事内容とは?

まず勤務シフトの基本的パターンを知る

タクシードライバーの仕事で最も大切なことは、指定された目的地までお客様を安全かつ確実に輸送することです。これからどんなタクシー会社に所属してドライバーを始めるにしても、これが仕事の基本になるので覚えておきましょう。その上で仕事内容を把握する際には、まずは勤務シフトの基本的パターンを理解することが大切です。勤務シフトによっては、仕事内容だけでなくプライベートにまで影響することも、決して珍しくないからです。

この点、数多くのタクシー会社では、1日の勤務時間は深夜勤務を含めた、15時間から18時間が基本です。勤務日の翌日は明番や公休日になるように勤務シフトが設定されており、隔日勤務が基本的なパターンになります。これならば1ヶ月単位で半月は休める計算になるため、プライベートの時間も豊富に確保できます。

1日の流れから仕事内容を理解する

前述したように、タクシードライバーの1日あたりの勤務時間は、比較的長時間になります。そこで大手のタクシー会社を例にして、1日の流れから仕事内容を見てみましょう。まず日中の14時に出社し、車両点検を行います。ここでアルコール検査をした上で、車両点検やカーナビのチェックをして、最後は点呼に移ります。もしアルコール検査で異常があると、その日一日の仕事は中止になります。そして15時には車庫から出発。夕方に帰宅するサラリーマンや買い物帰りの主婦を中心に、流し営業などでお客様を探します。

夜の20時ごろに1時間ほど休憩を挟みます。なお1日あたり3時間の休憩が義務付けられています。休憩を終えたら営業を再開。夜間には客単価の高い法人チケットのお客様も輸送することがあります。このようなペースで営業を進め、翌日の午前10時には営業所へ帰社します。車両の点検や洗車さらに乗務日誌等の処理をしたら、1日の業務は終了です。

運送業の求人は、大型や中型の免許が必要となったり、人並み以上の体力が求められたりするものが目立ちますが、ある程度の経験がある人は高収入を得やすくなっています。